とりとめのない話をする

久しぶりのはてブロです。

もともと「久しぶりにブログ書こうかな〜」という気持ちになっていたところに血の気が引くような事態が起こってしまい、いろいろな気持ちが浮かんだので自分のためにも書き記しておくことにしました。今から書くのは考察でもなんでもない、ただのかけもちおたくの自分語りです。なにひとつ身になることは書いていません。無駄に長いです。半分ポエム入ってるので読みにくいです。自分のための自分語りでしかないけれど、同じ気持ちの人がもしいたらうれしいなあという願いもあるのでインターネットの海にそろっと放っておきます。

 

 

なんで、「袖をも触れあわないような他人を思ってあんなに泣き喚くことなんてきっともうないよなあ〜」なんて思えたんだろうなあ あのときだってなんの前触れもなく突然にその日はやってきて、そこから世界は一気に変わってしまった 自分がジャニヲタやってる時期のことを振り返ると、2015年11月24日以前と2015年11月24日以後とに分けられるくらいあまりに衝撃的すぎる出来事だった

一度放ってしまった言葉はもうなかったことにはできなくて、覆水盆に返らずってこういうことかよって思った なんでどうしてってことあるごとに泣き喚きながら、奇跡を願って、刻一刻と過ぎ行く時の流れを恨むことしかできなかった 私の一番大好きな人が下してしまった決断に心を乱されまくって、どこまでいっても情緒は安定しなくて 「嫌いになれたらどれだけ良かっただろう」って何回思ったかわからない あんなにしんどい思いは一度きりでもうごめんだと思った

本当にしんどくてしんどくて仕方なかったあの時期に私がすがっていたのがエイトだった あの騒動の直後に元気コンがあって、東京行きのバスの中で「こんな沈んだ気持ちのままで現場行っていいのかよ……」と思ってたし、開演するまで謎に緊張してたけど、始まってみたらそこにはいつもどおり全力で楽しいことやってるエイトがいて、「来てよかった、エイトの現場があるおかげでなんとか生き延びられるなあ……」と思える自分もいた 行く予定にしていた公演には全部入った がむしゃら行進曲ですでにグッときて、ふりむくわけにはいかないぜと言ったじゃないかには全力で同意して、キャンジャニ∞のコーナーでは錦子ちゃんに萌えて倉子の腹黒発言に毎回草を生やしてすば子のTバックの色をチェックして、WASABIの金髪大倉くんに釘付けになり、勝手に仕上がれのKANJANIEIGHTコールに毎回全力を注いで、祈るような気持ちで侍唄を聴いて、元気が出るSONGで「元気出ねえ〜〜〜〜」って思いながらも「ずっと一緒……ずっと一緒……」を反芻して 本当に楽しかった

大倉くんがいなかったオーラスにも入った ただでさえ自担が辞めようとしてるところに最推しがいないという泣きっ面に蜂としか言いようのないこの事態、終演後「さりちゃんお祓いしたほうがいいよ!?」って言われたな〜 なかなか始まらないなと思ったら黒いTシャツ着たエイトが出てきたけど何度数えても1人足りない 人数問題にものすごくナーバスになっていたので気が動転するってレベルじゃねえ 「大倉は今病院にいる、昨日の晩から腸閉塞で入院してる、本人は出たいと言っていたがドクターストップがかかり叶わなかった」といった旨の言葉が告げられてぽかーんとしたけど「6人でやってもいいですか!」と聞かれてダメです!と言う気にはならなかった メンバーが代わりに大倉くんの衣装を着て出たり、大倉くんの公式うちわ持ちながら歌ってたり、欠けてしまった穴を6人で埋めようと全力を尽くしてくれた 大倉くんはいなかったけれど良い意味で不在を感じさせないパワーを出し切ってくれた6人に感謝しかなかった DVDを未だに見れていないのであれこれいろんな記憶はぬけてしまっているけれど、それでも忘れられない公演になったし(日本語が矛盾してますね)「もうこんな思いはしたくない!無理!」と、当時はあともう少しでいなくなってしまう田口さんのことも考えながら思ってた このツアーがなかったら春までどう過ごせばいいのかわからぬままに途方に暮れっぱなしだったと思うから 自分の心が萎れてしまいそうになりながらもエイトが変わらずそこにいてくれたことに全力で甘えてたし、それがとてもありがたかった

 

エイトは私にとって「ずっと変わらずそこにいてくれる存在」だった 2回ほど担降りはしたもののエイトのCDを買ったり現場に行くことをやめなかったのは、いつしか自分の中で「エイトはジャニヲタの自分にとっての実家みたいなものだなあ」という気持ちが強くなっていたから もはや勝手を知ってて居心地がよくて 違うグループに関心が移っても気軽に戻ってくることができた 「ずっと変わらずそこにいてくれる」と思ってたから

 

なんでそう思えたんだろうな どうして「そんなのあるわけない」って強く信じてやまなかったんだろう

 

突然の「大切なお知らせ」、なになにまさか結婚か?いやでも、何だ? 本人が口を開いて「ジャニーズ事務所を辞めます」えっ何言ってるの?そんなことってある?嘘でしょ?ドッキリじゃないの?なんで?

 

今回はリークがあったものの(フラ○デーは一生ゆるさない絶対だぞ)どちらも本人の口からきちんと語られて、退所までの明確なタイムリミットが設けられて、私たちの知らないところでメンバー間で何度も説得と話し合いが繰り返されていてそれでも当人の気持ちは変わることがなく、そんな気配は微塵もこちらには感じさせることなくみんな公に出てくれて、抜ける人はこれから始まるツアーにはいない だけど期限まではきちんとこれまで通りの仕事もこなすのでテレビや雑誌を見ればまるで何事もなかったみたいに楽しそうに笑ってる 事情も状況もまったく違うけれど、あまりにも共通項が多すぎる

どうして?なんで?と飛び交う疑問と目の前が真っ暗になるような絶望と、門出を祝う気持ちにはどうしてもなれなくてただひたすらに悲しくて、それでも嫌いにはなれなくてそれどころかこんなにも好きだったことを思い知らされてたちまち心が修羅場と化していくこの精神状態は身に覚えがあるってもんじゃない なんで?なんでまた、あのときの地獄でしかないあの気持ちを思い出してしまうの?違うはずなのに、なんであのときと同じなの?

自分が応援してるグループでそれぞれ1回ずつで計2回、まさか2回もこんな思いをすることになるなんて夢にも思わなかった あのときは違うことを重ねながら聴いていたエイトの曲が、すべてエイトに当てはまってしまう日が来るなんて思わなかった

 

あのときとほとんど同じ気持ちになって、いろんなことがフラッシュバックしてしまったなかで気づいたのは、あのとき半ば自棄気味に連発してた「辞めるのやめよう」という言葉が、今回は言えないってこと 全部聞いてくれたし、全部言ってくれたから

「全部言おう」と思ってくれたことも「何も言わない」と決めたことも、形こそ違うもののどちらも彼らなりの誠意だと私は思うので、比べてどうこう言うつもりはまったくないけれど、あのときは何もわからないことがやっぱり苦しかったのは事実で だからこそ狂ったように「辞めるのやめよう!!!!」って何度だって言えた

でも全部言ってくれたからって苦しさが軽減されるわけじゃなかった それどころか全部話してくれたからこそ引き止める言葉がとても言えなくて、ただただ悲しくて寂しくて言葉のかわりにため息しか出ない こんなこと一生わかりたくなかったなあ

 

去っていく人に対して、「「歌えなくなった歌」についてどう思ってるんだろう?」っていつも考えてた すばるくんには、今まで歌ってきた歌を手放してでもやりたいことがあるんだなって思ったら 「辞めるのやめよう」なんて、簡単には言えなかった 歌うことに全身全霊なすばるくんを止めることなんてできなかった

どうしてそう強く心に決めることができるんだろう こんな決断ができてしまうあなたのことがやっぱり好きなんだよなあ なんでどうしたって悲しくなってしまうのかなあ

すばるくんはどこに行こうとしてるんだろう?大好きだからどこにも行かないでほしい 関ジャニ∞渋谷すばるが、メンバー6人と楽しそうに笑ってたすばるくんが大好きだから、どこにも行かないでほしい 大好きなものを自分から手放せる勇気も覚悟も私にはないからいつもこんなにもつらい気持ちになる

 

私は私の好きなものぜんぶが大好きだよ、形が変わってしまっても、ぜんぶずっと大事にし続けたいと思うよ あのときも今も、同じ気持ちでいるよ